レーザー治療

各種歯科用レーザー

施設写真

 注)むし歯治療用のエルビウムヤグレーザーはおいておりません。

 

院長は、日本歯科用レーザー学会常任理事です。大学病院勤務時代、昭和63年の治療用炭酸ガスレーザーが出始めた頃からレーザー治療を行ってきました。  あの頃は、レーザーも家庭用食卓テーブルぐらいの大きさもありましたが、今では、かなり、小さくなり一般歯科医院にも普及してきました。

 多くの患者さんが、痛みが少なく痛みを取り、オペも短時間で確実にでき、処置後の治癒も格段に早いレーザー治療を経験していただきたいと思います。


 レーザー治療によって、様々な症状に対して痛みを抑え、短期間で治療することができます。レーザーメスとして使用した場合、出血が少ないなど、いいことがいっぱいです。

 歯科で使うレーザーにもさまざまなものがありますが、当院で使用しているレーザーは、以下のような機種です。

診断用レーザー(ダイアグノデント)

 ドイツのカボ社が開発したダイアグノデントは、判断が困難な、あるいは、発見が不可能な、歯質変化を早期の段階で認識出来ることを可能にしました。ダイアグノデントの使用により、局所的な治療を施すことが出来、それが患者さんの歯質の保存につながります。  見ただけでは分からない虫歯の深さをレーザー光線で測り、数値で教えてくれます。  今まで、削ってみなければ、むし歯かどうかわからなかった歯でも、削らずにむし歯かどうか判定できます。  

●裂溝域における診査診断の改善

●どんなに小さな歯質・歯面変化も早期・初期段階で発見

●歯科保存学的な接着修復可能

●精密な治療行為の質の向上

●適切な予防処置の確認


炭酸ガスレーザー(YOSHIDA オペレーザーPro)

 

外科に使用しています。  レーザーメスは、切りながら止血していくので、出血も少なく、画期的な機械です。  レーザーメスとして積極的に切ったり焼いたりする使い方と、パルス波といって主に治癒促進のために当てる使い方があります。   

 開業当初は、Panasonic製を使っていましたが、2012年、最新型のYOSHIDA製Opelaser Proに買い換えました。


疼痛緩和治癒促進レーザー(LUMIX2)

 

アメリカのUSAレーザー社で開発されたルミックス2はフォトダイナミックセラピーをリードする、Biostimulation効果による歯科疼痛緩和レーザ ーの最新機器です。 Biostimulation(生体刺激)  数分間コールドレーザーを照射する事により、半導体の波長だけが有する特性がバイオスティミレーションと呼ばれる生体刺激反応が起こり、細胞、血管、神経への組織活性化に伴い、人間が本来持つ自然治癒能力を向上させます。  欧米の整形外科、美容外科の領域では、大変有効に利用されています。  レーザーはフォトメカニカル効果で細胞にプロテインを生産するように指示するのと同時に、細胞内のみとコンドリアも刺激してATPを生産させています。ATPはすべての細胞の普遍的なエネルギー源です。つまりレーザーは、細胞を刺激して(バイオスティミレーション)、傷んだ組織をもっと早く治癒させてくれるのです。

熱を出さずに5センチまで組織深部に到達

従来のレーザーに比べ、ルミックス2はより深い部分(5cm~8cm)までレーザーが到達します。幅広い範囲での疼痛緩和、組織再生、治癒力向上効果があります。  高出力光治療 (HILT: High Intensity Light Treatment) 用レーザーは、光エネルギーを組織深く(5cm~8cm)まで到達することができますが、熱による組織損傷の危険性は全くありません。
またルミックス2は、熱が出ないコールドレーザーを患部に直接照射するだけですので、患者に安心感を与えると同時に、高い即効性も特長となっております。 85%以上の疼痛緩和率の事例もあります。